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Artists & Fleas At. Brooklyn Williamsburgに出展しました – YUI KOBAYASHI

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土日だけ開かれるアーティストフレア。チェルシーマーケットやSOHOにも店舗があります。

7月の19日と20日、ブルックリン ウィリアムズバーグにあるArtists&Fleaに出店した。ここは小さなスペースを借りて自分の作ったものや好きなものを販売する場所。日本で販売されているNYガイドマップには必ずと言っていいほど載っているので行ったことがある人も多いはず。

ヴィンテージのポスターを販売するお店。ちなみに天井からぶらさげている電気も出店者がそれぞれ好きなものを設置している。
左斜め向かいのお店ではプエルトリカンのダイナスティーが手作りの洋服を販売していた。ゆいが着ているワンピースもダイナスティーが作ったもの!刺繍まで全て彼女の手作り!

先日出店したロウアーマンハッタンのHesterStreetFairに続いて2回目のニューヨークでの出店。というか、日本でも出店したことは実は1度もない。

初めてHPを作ったのは小学5年生の時。はじめてのオフ会参加は12歳。新卒で入った会社の企業理念は「ネットに生まれて、ネットでつながる。」そして現在ウェブストアを運営中。

そう、ゆいはネットの申し子なのだ!

ネットビジネスの特性を生かして一切お金をかけずに利益だけを生むことを考えて今まで仕事をしてきた。だから人件費やら家賃やら仕入れ値やら初期費用が無駄にかかるリアル店舗に興味を持ったことは一切なかった。しかしながらまあ色々諸事情があって出店することになって。蓋をあけてみるととても楽しかった。最終日は泣きそうになるくらい楽しかった。

右斜め向かいは偶然にも日本人で同い年で陶芸家のみーちゃん!2日間ですっかり仲良しになった。

実はニューヨークに引っ越してきたばかりの頃に一度だけここへ来たことがある。

ものすごく暑い日で、Artists&Fleasの建物の中も熱気が凄くて色んなものを売っている人がいて…その熱気に圧倒されて「へーすごいなー」なんて思ったりして。まさか3年後に自分がここに立っているなんて夢にも思わなかった。だってその頃の私は少しだけウェブでお金を稼いでるただの主婦だったから。

普段は法律事務所で働くJonkobonkoと一緒に出店。彼女は実は漫画家でもある。

日本人の観光客の方に「何屋さんなんですか?」と聞かれて言葉に詰まった。

YUITOKYOは何屋でもない。コンセプトも全く決まっていない。ただ、ゆいとじょんちゃんが好きなものを売るお店。だから全然おしゃれじゃないし統一感もない。そして特段人だかりができることもないし、売れ行きも好調とは言えない。

相撲取りと犬。かわいくてお気に入り。売れないけど(笑)
YUITOKYOオリジナル。猫寿司トートバッグ。これは少し人気だった。

一応、ジャパニーズカルチャーと犬猫を融合させたデザインをテーマに色々作ってみた。

相方のじょんちゃんは普段は法律事務所でバリバリ働くキャリアウーマン。仕事の傍らジョン子のニューヨーク日記という漫画を書いている。

彼女には立派な仕事があるし既に彼女のブログはとても人気だからこうしてお店を出す必要は全くない。けれども、おそらく彼女も私と同じ気持ちだったと思う。何というか…ここにいる間の私達はすごく自由だった。

誰に頼まれたわけでもない、正直そんなに売れ行きもよくない。それでも自分のお気に入りの絵を並べて椅子に座り誰かが興味を持ってくれるのをぼけーっと待つ。たまにじょんちゃんとの世間話に花が咲いてお客さんが来ていることに気が付かないこともある。人生の半分以上の時間パソコンと対面している私にとってそんな時間はとても有意義だった。

たまにデザインの仕事をしていると言うと「本業ですか?」と聞かれることがある。所謂アーティストと呼ばれる職業はまだ日本では「金にならない」と考えられているのだと思う。でも、そもそも金にならないことの何が問題なのか?本業なのか副業なのかその違いに意味はあるのか?

Artists&Fleaに出店している人たちは年齢も性別も国籍もバラバラ。売るものもひとりとしてかぶらない。手作りのネクタイを売る白人の紳士。LGBTへの理解を深めるためにキャンドルを販売するレズカップル。自らセレクトした洋服を売る陽気な韓国人のお兄さん。編み物が得意なおばあちゃん。ずっと立っている人もいれば座っている人もいる。お客さんにしつこく話しかける人もいればお客さんが来ても無反応の人もいる。とにかく色々な人がいた。みんな本業なのか副業なのかなんてわからない。

ただそこには自由があった。

イベントの翌日、さっそくじょんちゃんから「次はどのイベントに出る?」と冬のイベントリストが送られてきた。実はじょんちゃんはもうあと数週間で子供が生まれるというのに。

じょんちゃんの子育てが一段落した頃。もしくはじょんちゃんが子育てから離れたくなった頃。またふたりで自由を求めてどこかでふらっと出店したいと思う。

新しいことをするたびに心から思う。

「ニューヨークに引っ越して、本当に良かった。」

Photo by. @takatoshikun3





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